天真正伝 香取神道流
Tenshin Shoden Katori Shinto Ryu
杉野道場 二代目
師範 杉野 至寛
Grand Master Yukihiro SUGINO
創始者 杉野嘉男が「柔道の父である嘉納治五郎」より御下命を受け「天真正伝 香取神刀流」の当時宗家より命ぜられた4人の師範(椎名師、玉井師、久保木師、伊藤師)が嘉男の師匠として厳しい修行をおこない、極意を含む全科が授与されました。以後、宗家より川崎支部・指南所として賜り、昭和10年頃より当道場での稽古が盛んとなります。
600年を超える歴史ある当流は、千葉県香取の地を本部とし、現在20代 宗家 飯篠快貞に受け継がれています。当道場では、昭和16年発刊 天眞正傳 香取神道流武道教範など、遺産書物・映像・貴重財産を保護し、途切れなく代々受け継がれている香取神道流を伝承し、日本武道の発展に尽くしています。身体能力や精神力の維持や向上と、剣術、居合術、棒術、薙刀術、小太刀術、手裏剣術などを多岐に渡る古武道の稽古をします。現在、世界9カ国以上の道場を従え、2代目師範 杉野至寛 が精力的に指導しています。
In 1935, Sugino Dojo become actively training in the Katori Shinto Ryu. The founder of Sugino Dojo, Yoshio SUGINO who was interested in the swordsmanship and the grand masters (Shina, Tamai, Kuboki, Ito) taught for him, those were assigned by the founder of Judo, Jigoro Kano and the head family of Katori Shinto Ryu at the time. Then, Yoshio straggled to improve superior techniques that he had a powerful motivation to practice hardly, also formed his characteristic with the professional Budo sense. Finally, he achieved and initiated into all the mysteries of Katori Shinto Ryu.
Sugino Dojo provides the most traditional style of Katori Shinto Ryu with believing to Yoshio's spirits.
お稽古 (Class time)
- 火曜日 (Tuesday)
午後のみ: 15:00 - 17:30
- 土曜日,日曜日(Saturday,Sunday)
1部: 10:00 - 12:30
2部: 15:00 - 17:30
※ 上記以外の自主稽古は、お問合せ下さい
※ Ask our private lessons
お稽古代 (Tuition Type)
- 月謝制 (Monthly Payments)
- 体験有料レッスン (Short-time Experience: Paid)
- 無料見学 (Free Watching)
※ 女性、お子様もご参加できます
※ 詳細は、お問い合わせ下さい
※ Please send your enquiry via email
現代には、剣術や古武道の様々な流派がありますが、その流派の一つの源流と言われる『天真正伝 香取神道流』は、宗家とその選りすぐりの師範達によって、最古の神道流として六百年以上も前より、長い年月をかけて代々受け継がれています。古来より絶え間なく引き継がれる香取神道流の能力的な所作・動作を、複数の師範から徹底的な教えを受けた、当道場の創始者 杉野 嘉男は、さらに多角的な視点を持ってして、教範化に努めました。それは、日本文化の発展と共に、時代に伴う人間の自然な変化が生まれますが、武道としての伝承(現代から未来に継ぐ)の安定化に尽くしました。
人々は、時代の移り変わりと共に生活様式も変化していき、それは日常的なレベルですが、少しずつ動作・所作なども変わってしまいます。現代の日本人の自然行動として、古武道の精神・動作・所作が様々な所で根付いているように、元来の型式を見直すと言う事は、時に立ち止まり、素に戻って考え直し、見直す事の重要性を説きます。当道場で学ぶことは、日本人としての心や人生観を清め、様々な事を見直すきっかけになるかもしれません。そして、快活的に己の道をさとす要素となります。
当道場では、香取神道流のいわゆる型式を主としてお稽古をすることになります。それは、人を傷つける為の意思を学ぶわけではありません。日本古来の武器である剣・薙刀・手裏剣・小太刀・短刀・槍などの使い方を長い年月をかけて、体幹的に学ぶことになると思ってください。老若男女が『いつからでも、いつまでも』、人種・性別・年齢・ハンディキャップなどに関係なく日本古来の武術に集中して、自身の成長をサポートできる様に努めている当道場では、指導陣に至っても意識の向上などに余念がありません。現代では、人を傷つける事よりも、心と体を健全に保ち冷静な判断で、何事にも向かって解決する事が求められます。心を豊かにして平静な状況を作り、日本武道を学ぶ人々が安全に暮らせる社会を形成する事に尽くしましょう。それには、学びや気付きに終わりが無いように、香取神道流の稽古にも終わりはありません。